ススキノの鴨の赤ちゃんを助けて!

札幌の繁華街ススキノで鴨(マガモ)の赤ちゃんが誕生しました。ここは鯉の放流場で川上も川下も鉄柵で閉ざされています。飛べないヒナはどうしたらよいのでしょうか。 2004年7月18日
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7月19日、鴨の赤ちゃんは助けられました、詳細はこちらをクリックして下さい

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初めて見たのは6月20日でした

7月13日はまだ巣の中でした、長いですね

7月18日巣の周りにいました
鯉が近づくと逃げて行きました 生まれたての雛は母にピッタリついてます
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この川にも落ち着く場所がありません

花一輪、のどかな散歩と思ったら・・・ 又、鯉が追いかけてきました
しばらく、ここに隠れていましょう そろそろ上がろう、亀さんコンニチワ
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出たくても両側は高い崖のようです

みんな〜、上がっておいで、外にいくよ〜 早くおいで〜、 上がれないよ〜
ここを登って外に行くのは無理なようです 藻山橋(南8西4)より見守る人たち
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川上も川下も鉄柵、絶体絶命のピンチ

そうだ、鴨々川を上って中島公園に行こう ガーン!鉄柵があって通れない、どうしよう
こちらも駄目だ、どうしよう、 両側は絶壁 川には鉄柵、思案にくれる母鴨です
 2004年7月18日

7月19日、鴨の赤ちゃんは助けられました


18日、鴨が出られない様子を見て、(鯉の放流場の)管理人さんに、「鴨が困っているので、何とかして下さい。」とお願いしたのですが、管理人さんは「今日、初めてここに来たので、よく分らない。」と言うのです。

ヒナは網ですくえば良いとも思いましたが、そんなことすると、母鴨がパニックを起こすと思いました。冷静に考えてみると、カラスに支配されている中島公園より、人通りの多い、ススキノの方が安全かもしれない。下手な手出しは無用と思いました。

急ぐ話でもないので、札幌シニアネットの皆様にお知らせして、お知恵を拝借することにしました。400名を超える団体だから、野鳥の生態にも明るい方がおられるに違いないと思ったのです。

用事をすまして、家に帰り、ネットに繋いで掲示板をみると書込みがありました。「・・・管理人さんが鉄柵に穴をあけて通れるように・・・・」したから、もう大丈夫という内容でした。ホッとして明朝、見に行くことにしました。

翌日(19日)街に行くときは鴨々川に沿って歩きました。申し遅れましたが、中島公園とか鴨々川は家から街に行くルートでして、わざわざ鴨を見る為に出かける訳ではありません。
鯉の放流場で管理人さんに会ったので、「鴨の赤ちゃんはどうしました?」と聞くと、「もう、中島公園の方に行ってしまった。」と嬉しそうに答えました。

ああ、良かったと思うと同時に、「これは大変だ、ちょっと早すぎる。」と思いました。中島公園は一見、水と緑豊かなヒナ達の楽園に見えますが、カラス、カモメ、猫などの天敵が多く、生まれたてのヒナにとっては危険すぎます。

管理人さんはこれにて一件落着と思って喜んでいましたが、私には「地獄の戦線」に挑む「若き獅子たち」に思えてなりません。こうなった以上、7羽のヒナ(8羽でしたが1羽行方不明)の無事を祈るのみです。中島公園では1ヶ月以内に半分以上のヒナが行方不明になっています。
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