2005年6月8日、中島公園親子鴨情報

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5月31日「マガモの親子が花びら浮かぶ道庁の池へ・・・」、北海道新聞の記事を読み、いよいよ親子鴨のシーズン到来。親子の行進の写真を見て思わず顔がほころびました。

6月4日、同じく道新の「マガモ親子”厳戒”行進」。菊水の街中をよちよちと歩くマガモの親子の写真を見て、「何で中島公園はまだなのだ!」と思い。こんどは顔がひきつりました。

道庁の記事以来、毎日、中島公園内の池や川を探して歩いたが、何の気配も無い。去年は6月5日、豊平館前の池に現れたが、たった3羽のヒナでした。今年は駄目かもしれない。中島公園はカラスや猫などが多い上、最近はカモメもいっぱい来ます。決して子育てに良い環境とは言えないのです。 1頁の写真を見る     その後のヨンさま一家の消息

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1頁:ようやく中島公園にも親子カモ

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鴨々川

「ヨンさま一家」と名付けました

あきらめかけた6月8日、朝のラジオ体操の帰り道、キタラの南側の鴨々川で、今年はじめての親子カモを発見しました。(雌+雛3+雄?)

「思わず顔がほころんだ」と言いたいところですが、そうも行きません。

赤ちゃんは、たった3羽だし、なぜか父親面したオスがくっついています。そこで、このグループを「ヨンさま一家」と名付けました。
キタラ南、鴨々川、ここで親子発見
ばらばらな親子鴨 なぜか雄がいる親子鴨
オス、メス、ヒナと行動がばらばら 母子家庭のはずが、なぜか雄がくっついている

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2頁:なぜ、雄のマガモがいるのですか

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道庁も菊水も9羽なのに、こちらのカモは、たった3羽です。しかも、夫だか恋人だか知りませんが、雄がくっついています。普通の親子鴨は母子家庭です。
こんなマガモの親子見たことありません。生まれたばかりの赤ん坊は、母を追わず、勝手にアチコチ泳ぎ回るし、母親は赤ちゃんを放り出して、雄カモの後を追っています。
ヨンさん一家全員

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3頁:カモの世界も母子断絶か?

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雄を追う母鴨

母としてよりも雌として生きたいのかも


陸上のヨチヨチ行進は本当に可愛いと思いますが、川と池が結ばれている中島公園では望んでも無理な話です。歩くより泳いだ方が楽です。

しかし、なぜオスのマガモがくっついているのか。なぜ母子バラバラに行動したがるのか。不思議でなりません。
左真ん中にヒナ2羽、雌はなぜか雄を追う
夫婦かも 親離れ小鴨
子育てより夫婦?の関係が大切か 生まれたばかりだが、早くも親離れ?
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4頁:去年の夏、ススキノで

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カモの巣を見る人々

去年の鴨は、母子の絆が強かった


普通、生まれたばかりのヒナは母カモにピッタリくっついて行動するし、母カモは用心怠り無く、首を長くして、いつも周囲を警戒しています。

子を見る母の姿も愛情に溢れています。

参考のため去年ススキノで生まれ、苦労して中島公園にたどりつき、9月8日の台風まで中島公園で暮らしていた鴨の母子を紹介します。
これが親子カモの真の姿と思います。
南8条西4丁目すすきの藻山橋で見守る人々
離れ難く巣の周りを泳ぐカモ
生まれた巣を去り難く近くを回る親子鴨 生まれたての赤ちゃんは母にピッタリと
ススキので生まれて、苦労して中島公園にたどり着いた親子カモは、9月8日台風18号が来るまでの2ヶ月弱、母は子を思い、子は母を信頼し寄り添うようにして暮らしていました。
(中島公園駅、キタラ間の園路、藤棚近くで撮影、2004年7月)

その後のヨンさま一家の消息
「ヨン様一家」6月8日早朝、白鶴橋付近でヒナ3羽を連れた親子鴨をみつけました。親子鴨には珍しく雄を伴っていたので「ヨン様一家」と名付けました。人の話では8羽で巣立ったのがいっぺんに3羽に減ってしまったそうです。ヨン様がついていながら、一挙に5羽を失う羽目になりました。役に立たないヨン様です。11日にはヒナ2羽に減りヨン様とも別れました。7月3日にはヒナ1羽に減り、13日にヒナ1羽確認した後は出会っていません。

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