鴨々川に異変（凍結）、鴨はどこへ？

２００６年１月２０日更新

冬の鴨の棲家で河川工事
１２月２０日より中島公園内、鴨々川の工事がはじまりました。　冬は池が凍結するため、川は鴨の棲家になっていたのですが、影響はないのでしょうか。　
僅か５０ｍを残し川面は凍結
その鴨々川ですが、凍り始めています。１月１日現在では、凍っていないのは地下鉄幌平橋駅裏の僅か５０ｍくらいの流れです。　この日はここだけに鴨がいました。
川の流れが工事のため、せき止められている
こんなに川が凍るのは初めてです。　工事の関係で川がせき止められていますが、これが流れを弱くして、川が凍りやすくなっているのではないでしょうか。
鴨が行き場を失っている？
鴨が水面を探して右往左往しています。　空には鴨の群れが居場所を探すかのように飛び回っています。　鴨の行動が例年と違い、異常な感じさえします。

　北海道新聞の取材に協力しました。

　2006年1月6日朝刊ページ29に掲載されました

　可哀想な鴨 ← 、大きな画像
　このページが取材のキッカケになりました。　　

下の2枚を北海道新聞に提供

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１ページ　（４コマ、１ページとしました、ページ間移動に茶ボタン利用をお勧めします）

１頁：去年のカモマップはバツ

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鴨の所在は状況により変化
菖蒲池が凍結すると鴨は鴨々川に移動します。上図は去年作成したカモマップです。
鴨の居場所をイラストで表示しました。

赤いバツ印の所が、１月１日現在凍結していました。その後、気温が上がったため融け始め、３日現在ではキタラ近くのみが鴨不在となっています。

元旦の場合、鴨がいる場所は地下鉄幌平橋駅裏のほんの小さなエリアになってしまいました。

冬の中島公園、菖蒲池は凍結

２ページ　（４コマ、１ページとしました、ページ間移動に茶ボタン利用をお勧めします）

２頁：今年は以外にも、川が凍結

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←凍結した川に投げられた雪

今年の鴨々川は変です。やたらに凍結します。去年まではなかったことです。

凍結した川に雪を投げる人がいます。困ったものです。

下の画像を比べて見て下さい。中州橋近くのほぼ同じ場所です。

去年は川が流れ、鴨が生息していたのに、今年は雪に覆われています。

昨年２月の中州橋近くの鴨々川

１月６日道新朝刊に提供「凍結した鴨々川」

３ページ　（４コマ、１ページとしました、ページ間移動に茶ボタン利用をお勧めします）

３頁：凍結は河川工事が原因？

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←地下鉄入り口まで鴨の群れ

ここは地下鉄幌平橋裏の鴨々川です。鴨が地下鉄の駅の方に近づいています。多分餌が欲しいのでしょう。

下の画像を見て下さい。川の一部がせき止められ、流れが細くなっています。

川の流れが緩やかになり、氷が張ったのだと思います。工事は３月末まで続くので、鴨が川にいる時期と、ほぼ一致します。

冬の鴨の居場所で工事が行われる

川の一部がせき止められている

４ページ　（４コマ、１ページとしました、ページ間移動に茶ボタン利用をお勧めします）

４頁：さまよえる鴨

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←どこへ行こうか、さまよえる鴨

地下鉄駅上空を飛ぶ鴨の群れに、「なんだ、あれは！」と人々が驚いています。

あっちも凍り、こっちも凍結。元旦には園内の鴨々川は、９割ほど凍ってしまったのではないでしょうか。いったい鴨はどこに行ったらいいのでしょうか。

一週間前は水が流れ鴨が群れていた、幌平橋駅西側の鴨々川も、元旦には凍結していました。気温や流速など、状況により融けたり凍ったりしています。

行啓通南側の鴨々川、凍結前

ほぼ同じ場所、一週間後凍結

５ページ　（４コマ、１ページとしました、ページ間移動に茶ボタン利用をお勧めします）

５頁：鴨はどこへ行く？

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←去年の水天宮付近、今年は凍結が多い

例年は水天宮付近、中洲橋付近、幌平橋駅付近が鴨の棲家でした。

この三ヶ所は鴨にとって餌を容易に得られる場所。それを覚えているのか、凍結した今でも飛来します。

そして、凍結してどうにもならないことが、分かってから飛び去ります。

いったいどこに行くのでしょうか。

幌平橋駅裏の水面や雪上に群れる鴨

中州橋下の凍結した川に、はぐれカモ？

道新に提供した「可哀想な鴨」の写真

１月６日朝刊掲載　　　このページのトップ

元旦は凍結していた行啓通沿いの鴨々川も、その後暖かい日が続き、３日現在は画像のように融けています。鴨は人の餌を求めてか、道路沿いや地下鉄駅に近づいています。

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