広場:自由広場、遊戯・9条広場、香の広場、緑の広場
中島公園自由広場は札幌祭りの見世物小屋,園芸市,フリマ,さっぽろ元気まつり等の主会場として使われている。
自由広場(70mX50m)の利用案内
開放期間は4月下旬~11月初旬。利用の仕方に制限がある。
問合せ 011-211-2536(札幌市環境局みどりの推進部みどりの管理課)
利用料金は1日9,200円、半日4,600円
地下鉄幌平橋駅より徒歩5分、中島公園駅より徒歩7分。
横幅70m縦幅50mの自由広場では各種イベントが開かれている。
イベントがない日は、自由な遊び場になっている。
自由広場で行われているイベント
フリマ(フリーマーケット)
4月の中旬以降、春に開かれる最初のイベントはフリマ。
メーデー
5月1日は労働者の祭典メーデー会場。もう一つの会場は大通公園。
園芸市
毎年5月3日ごろから22日ごろまで開催される。
札幌まつり
6月14日~16日の三日間は「札幌まつり」。 中島公園が一番賑う日。午後になると混雑して写真等撮れないほどだ。 この写真は混雑を避けて朝撮った。露店は園路に並び、自由広場はオートバイサーカス等の見世物小屋が建つ。
さっぽろ元気まつり
8月初旬の土日2日間はミニ鉄君でお馴染み「さっぽろ元気まつり」。
スケートボード競技会
冬季閉鎖
以前は「ゆきあかりin中島公園」の会場になったこともある自由広場。
自由広場 ある日の風景
フリマの日
フリマ前の朝
鳩
広場:遊戯・9条広場
中島公園の遊戯(ちぴっ子)広場は中島児童会館の隣、人形劇場こぐま座の前にある。この辺は中島公園こどもゾーン。
地下鉄中島公園駅のそばに「遊戯(ちびっ子)広場」
地下鉄中島公園駅3番出入口を出れば、すぐそこが通称「ちびっ子広場」と呼ばれる遊戯広場である。
白い小さな建物が地下鉄中島公園駅3番出入口。
遊戯広場は児童会館、こぐま座と共に九条広場の一角を占めている。
冬になると積雪のため遊具などは使用できなくなる。
毎年2月初旬には、この雪を利用して「ゆきあかりin中島公園」が開かれる。
寄り道としての「童話の小道」
出口を変えて中島公園駅1番出入口を出ると左側に公園の入り口があり、銀杏並木が続いている。そこには入らないで道路に沿って西に進むと交番がある。交番の手前を左に曲がったところが「童話の小道」である。
小道の両側の絵は市内の小学生が描いた原画を焼き付けたもの。
そこを抜けると児童会館があり、更に前進するとちびっ子広場と呼ばれる遊戯広場に到着する。
左側の柵は鴨々川、そして対岸は水天宮。突き当たり左側に交番がある。
「童話の小道」は1985年に成人となった青年のアイディアで作られた。
広場の前には児童会館があり、その隣がこぐま座。
この辺は中島公園の子供ゾーンと言える。
左側のグリーンの建物が中島児童会館。
児童会館の隣が人形劇場こぐま座で、その前が遊戯広場。
中島児童会館前の9条広場
9条広場は中島公園前にあり、普段は子ども達の遊び場になっている。地下鉄中島公園駅に近いので「かもくま祭」「ゆきあかりin中島公園」等のイベントの会場となる。その他「クリーン鴨々川清掃運動」など各種イベントの集合場所として指定されることが多い。
広場の中央には、高さ6メートルほどの「森の歌」と呼ばれる山内壮夫の彫刻がある。九条広場のシンボル的存在である。
10年以上前の計画では「森の歌」を中心にバラ園をつくる計画があったが、
その後のフォーローがない。 どうなったのだろう。
遊戯広場の隣は、九条広場と呼ばれ、クリーン鴨々川清掃運動等いろいろなイベントの集合場所にも使われている。
毎年6月14~16日の「札幌まつり」では、お祭りを支援するテントが設営され、仮設トイレも用意される。 周囲の園路は露店でいっぱいになり混雑する。
公園の前の道路を渡るとコンビニがある。
そのせいか広場のベンチで弁当食べている人をよく見かける。
一般道路側にトイレもあるし、一休みには適当なのだがゴミ箱はない。
ここだけでなく中島公園には、どこに行ってもゴミ箱がない。ゴミは持ち帰ろう。目立たないように整理して置いたとしても、カラスが突っつき広場中に散らかされるので必ず持ち帰るようにしよう。
中島児童会館、こぐま座共催の「かもくま祭」は毎年7月初旬頃。。
冬のイベント「ゆきあかりin中島公園」のメイン会場は9条広場。
イベントのない普段の日は子供たちの遊び場になっている。
広場:香の広場
昔は「百花園」というバラ園があった跡地は「香の広場」と名を変えた。
1987年9月11日撮影、 藻岩山を背景とした百花園 札幌市公文書館所蔵
「香の広場」に相応しい広場にしよう!
「中島公園樹木ガイド」で散策中、ガイドさんから「香の広場」命名のいきさつを聞いた。 広場の植物を調べてみるとラベンダー、カレープラントなどのいい香りを発する草花をいっぱい見つけたそうだ。
広場の北西側(菖蒲池方向)にある「香の広場」点字案内板。
「それで『香の広場』とつけたのではないかな」との見解を披露してくれた。良い香りで悪臭を追放しようという想いを込めての命名と思う。点字案内板であることに注目したい。香の楽しみは大切と思う。
この広場で犬のフンを踏んでしまったことがある。靴の底にべったりくっついて剥がそうとしても、なかなか取れない。臭くて臭くて鼻が曲がりそうになった。
折角「香の広場」と決めてくれたのに定着させないのはもったいない。しかし、犬のフンを踏んだ後では、少し気恥ずかしい。「香の広場」を定着させて、その名に恥じない芝生の広場にしたいものだ。
広場:緑の広場(仮称)
中島体育センター前の広場だが名前がないので「緑の広場」と勝手に命名。当サイトだけに通用する広場名だが、名が付いていないのはここだけなので使わせてもらうことにした。 2012年6月10日撮影
だいたい1970年代頃の写真と思う。左上より時計回りに、先ず現在もある菖蒲池。次は百花園、これは今「香の広場」と呼ばれている。中島球場、中島スポーツセンターと続くがこの二つは今はない。この辺りの跡地をこのサイトでは「緑の広場」と呼んでいる。続いて、現在も在る弥彦神社と今はない中島プール。
プール、スポーツセンター、球場を次々と廃止し、跡地の殆どを緑のオープンスペースとした。スポーツとイベントの中島公園から、水と緑・芸術と歴史の公園へと舵を切った造園計画は、平成の再整備と呼ばれている。野球、プロレス(スポーツセンター)、水泳大会等、多くのイベントが行われて、賑やかだった昭和を懐かしがる人々も少なくない。 空撮画像は札幌市公文書館所蔵
札幌市中島体育センターと藻岩山。 2012年10月1日撮影