気象の変化の激しい11月だった。なぜかカワアイサ、カイツブリらしき水鳥が、それぞれ1羽ずつ居た。文化の日が過ぎれば公園は冬モードへ変わる。

2013年11月3日 文化の日は紅葉と黄葉の中島公園


地下鉄中島公園駅3番口から出ると、鮮やかな黄色の並木が広がる。1919(大正8)年頃、「開道50年記念博覧会」の後に植栽されたイチョウ並木である。北海道庁前や北海道大学構内のものと並ぶ美しい散歩道となった。


イチョウ並木の突き当たりは菖蒲池、そこを右に曲がり橋を渡るとこの風景。池から流れた水は中島児童会館の下をくぐり鴨々川に合流する。

鴨々川は自然な曲線を描きながら繁華街すすきの南部を通り抜け、西一丁目までくると名を変えて創成川となる。創成川は人工的な直線で札幌市街地を丁目で東西に分けている。


札幌コンサートホール・キタラは横から見るとこんな感じ。ここは北側、南側は演奏家や職員の為のエントランスになっている。いずれも秋景色が美しい。

2013年11月4日 6年前サクラマス遡上の珍事


鴨々川に架かる南14条橋から見た風景。この川の上流は札幌の母なる川、豊平川。2007年9月に豊平川からサクラマスが遡上?したとの珍事があった。

皆が一生懸命鴨々川の清掃をしたので清流となり、サクラマスが遡上したと喜んだが、ここは豊平川の下流、遡上するはずがない。それでは何故?
詳細はこちらをクリック → 鴨々川に迷い込んだサクラマスの運命

2013年11月5日 菖蒲池のルーツは貯木場


菖蒲池の水は鴨々川を経由して豊平川から来る。そして札幌市市街地を通り抜けて行く。明治初期、豊平川上流の山から切り出した木を、市街地に流送する木材の貯木場として造られた池だった。

2013年11月6日 イチョウ並木とシダレモミジ


JR札幌駅から真っ直ぐに2Km歩くと中島公園に着く。黄色に輝くプロムナードを進んで行くと藻岩山の観える菖蒲池に着く。そこに広がる秋景色…。


右折して菖蒲池の西側を歩くと札幌コンサートホール・キタラに着く。近くにはこのような林があり、そこのシダレモミジが見もの。幹が輪になったものもある。聞いた話だが造園家がイタズラ気分で作った作品らしい。

2013年11月9日 紅葉の季節は落葉の季節


日本庭園は普通11月3日の文化の日までの開園だが、紅葉を楽しんでもらう為10日(日)まで延長された。翌年の4月下旬までは冬季閉鎖となる。


紅葉の季節は落葉の季節でもある。この時期なぜか鴨の動きが活発。

2013年11月12日 初積雪の中島公園


紅葉の後に降る雪景色を撮りたくて朝早く中島公園に行った。当日の気温から予想すると、この景色は雪と共に消えてしまう。何とか間に合った。


純白の雪を背景とした風景は鮮やかで美しい。本当はこの写真よりずっと美しい。一人でも多くの方に綺麗な写真を撮ってもらいたいと思い、ご案内のつもりで「中島公園新着情報」を更新している。最新の情報→中島公園新着情報


積雪で園路が見え難いが右端の木々の陰に道立文学館がある。

2013年11月15日 水と落葉と水鳥の世界


菖蒲池に落葉が落ちる。風に吹かれて飛んで来たり、岸辺の木々から直接落ちたり、いろいろだ。この時期の水は澄んでいて池底の落ち葉も見える。池が凍結するまで菖蒲池は水と落葉と水鳥の世界になる。

2013年11月16日 黄金色のジュータン


黄金色のジュータンも取りようは人様々。水分を含めば滑って転んで危ないから清掃しろとの意見もある。一理あるが美しい風景は眺めていたい気分もある。 要は適切な対応だが口で言うは易しいが行うのは難しい。

2013年11月18日 冬に備えて木々の剪定


菖蒲池東側の林。森というのかな? 落葉は肥料として再利用されている。

2013年11月20日 中島公園中で冬囲い


秋まではバラの花咲く中の「笛を吹く少女」。今は冬囲いの中に立つ。

2013年11月22日 晩秋だがモミジが残っていた


すでに晩秋。紅葉も少なくなったが、ここは藤棚のある園路。

2013年11月23日 豊水通から見た風景


豊水通にあるビルの7階から中島体育センターと藻岩山を望む。

2013年11月24日 日差しが温かい散歩日和


11月の風景はめまぐるしく変わる。晴れた日の自由広場。


札幌コンサートホール・キタラ前広場近くに小川が流れている。この川は鴨々川から分かれて菖蒲池に入り、そこから出て再び鴨々川に合流する。


安田侃の彫刻「相響」は3体セットで置かれている。札幌コンサートホール・キタラ広場前(画像)、エントランス、大ホール(ホワイエ)にそれぞれ1体ずつある。「イタリアのピエトラサンタから産出される白大理石から掘り出された彫刻」だそうだ。外に置かれている相響は冬になると保護シートで覆われる。

2013年11月25日 風が強く木の葉がよく落ちる


雨も降り風も強く落葉がよく落ちる日だった。鴨々川の向こうは遊び場とテニスコート。はるか彼方に藻岩山が見える。ここは鴨々川水遊び場だが…。

2013年11月27日 久しぶりに薄っすらと雪景色


行啓通に架かる南14条橋から撮影した中島公園を流れる鴨々川。


雪が融けそうなので朝早く行った。 考えは誰も同じか見知らぬ人

2013年11月28日 いよいよ本格的な冬将軍のお出まし


菖蒲池越しに見えるはずの藻岩山が見えない。池には落葉が浮いている。


薄い氷が張っている。泳ぐマガモが氷を割りながら進む。まるで砕氷船のようだ。手前には落葉がいっぱい浮かんでいる。もちろん沈んだ落葉もある。

2013年11月30日更新
中島公園パーフェクトガイド
2013年11月の中島公園 → 新着情報

中島公園21世紀の月別記録

月別の中島公園を纏めたアーカイブ。
中島公園21世紀の月別記録

各月の最新中島公園(月をクリック!)

1月 2月 3月 4月 5月 6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月

中島公園の出来事・風物詩

11月のイベント、風物詩などを紹介。

2013年11月3日 紅葉見ごろの公園 


文化の日は紅葉の見ごろだった。


1976年に新一年生のお母さんの集いを記念に建立された「のびゆく子等」の像。


日本庭園内の重要文化財「八窓庵」。


この紅葉が一番だったが落葉しつつある。

2013年11月4日 七五三と山鼻神社碑


札幌護国神社は七五三の祝祭中。


小さいのもそれぞれ山鼻神社碑。

2013年11月5日 自転車は押して


豊平館工事で道が狭いので注意。

2013年11月6日 芸術の秋


札幌コンサートホール・キタラでのガラス清掃作業。梯子とロープをかけ作業中。


中島公園で秋を撮るグループ。


中島公園で秋を写生する人々。

2013年11月9日 それぞれの秋


ギンナンを拾う人たち。


マガモの番い。


中学生が描いた絵で「青空画廊」。豊平館が工事中なので塀を利用したイベント。

2013年11月12日 初積雪


雪が融けない内に撮影。当時の時間気温。


札幌コンサートホール・キタラ裏の鴨々川。


キタラ近くの林にあるシダレモミジ。


「香の広場」で早朝の写真を撮る人。


小高い山に登ったマガモの番い。


菖蒲池の水は透明。池底が見える。

2013年11月15日 工事中の豊平館


工事中の豊平館。完工は2016年春。

2013年11月16日 演奏会と樹木名


キタラで第42回スクールバンド演奏会。


樹木名表示板が付いた。

2013年11月18日 カワアイサと鳩


カワアイサが1羽だけ。


群れて飛ぶ鳩。

2013年11月20日 危険木伐採


危険木伐採。何の木だったろうか?


カイツブリだと思うけど…。

2013年11月22日 キタラ近くの林


すっかり葉が落ちたイチョウ林。

2013年11月23日 秋だが春の気配?


マガモの番い。雌は水の中。


何をやってるやら雌が水から出たところ。

2013年11月24日 この日は晴天


中島公園からJR札幌駅までの直線道路を駅前通と呼ぶ。約2Km徒歩30分。


晴天の日曜日。今年最後の行楽日和?


温かい日差し。猫も日向ぼっこか。


ちびっ子広場とも呼ばれる遊戯広場。


「ハトハト」とか言ってるのだろうか。


下の画像では林側にこの板がある。


今は「香の広場」と呼ばれる百花園跡。

2013年11月27日 朝だけの雪景色


行啓通からキタラに入る入り口。


道路を道なりに進み川を渡ればキタラ。


今は早朝、積もった雪はまもなく融ける。


人の歩いた後にはしっかりと足跡が。

2013年11月28日 本格的降雪


鴨々川以外は一夜にして白銀の世界。


ナナカマドの赤い実に雪が重なる。


菖蒲池にカワアイサ。左はマガモ。

ページのトップへ戻る