今回の特徴は母と子の参加が多かったこと。それに、初めて外国人が参加してくれたこと。英語の中島公園ウェブサイトを運営しているCAさんが参加してくれたことである。下の画像は皆と一緒に清掃するCAさん。
幅広いボランティアに支えられて中島公園野外彫刻清掃
2010年9月5日午前、中島公園野外彫刻清掃を行った。 小学生から高齢者まで38名の方々が参加してくれた。 菖蒲池東側の森に鎮座する「木下成太郎像」と芝生の広場にある4点の彫刻(山内壮夫作)及びキタラ広場の「相響(安田侃作)」を清掃した。
今回、特に嬉しかったことは、中島公園の将来を担う、近所の小学生が沢山参加してくれたことである。 このサイト「中島パフェ」の目的は、中島公園を良好な状態に維持して、次世代に引き継ぐこと。 次代を担う小学生たちが雑巾や歯ブラシを持って清掃する姿を見て、とても頼もしく思った。
次の画像は山内壮夫の彫刻「母と子の像」の清掃風景。 外国人が参加されていることにお気付きと思う。 このサイト「中島パフェ」の呼びかけに応じて参加してくれたと思うと、とても嬉しい。
CAさんはNakajimaPark,Hokkaido,Japn を運営している。中島公園について幅広い情報を発信する、素敵なデザインのサイトである。
第6回 秋期 [中島公園の彫刻清掃] の概要
2010年9月5日実施、中島公園の野外彫刻清掃は「中島公園モニュメント研究会」「札幌彫刻美術館友の会」等のボランティアが主催し、中島公園管理事務所の協力を得て行われた。
日時は2010年9月5日(日)午前9時受付開始。9時30分、主催者挨拶・清掃方法説明の後、「木下成太郎像」他、5点の野外彫刻の清掃を行った。雨天の場合は1週間順延だったが、幸い天候に恵まれ予定通り実施された。集合場所は中島公園菖蒲池東側の森 朝倉文夫作「木下成太郎像」前。
地下鉄南北線中島公園駅パークホテル寄り出口から徒歩5分。 下図参照↓
午前9時より参加者の受付等、続いて事前の準備
受付開始は、9月5日(日)午前9時、参加者登録保険料(50円) 。
開会挨拶 9時30分。
彫刻・解説 札幌彫刻美術館友の会解説委員。
清掃方法の説明 札幌彫刻美術館友の会会長。
清掃準備 用具の点検と配布。
10時より清掃開始、12時閉会
清掃 10時11時40分(1時間40分)。
清掃用具の回収と洗浄:11時40分~11時50分。
連絡・閉会挨拶 11時50分~12時 「母と子の像」前、芝生の広場。
清掃対象は中島公園内の彫刻6点
1 ブロンズ 「木下成太郎像」、水洗い、乾拭き、ワックスがけ、周辺草刈。
2 セメント 「母と子の像」「笛を吹く少女」「鶴の舞」「猫とハーモニカ」。水洗い。
3 大理石 「相響」、水洗い。
順番に従い、全員一緒に移動しながら解説を聞く。
彫刻を点検・記録(本体と台座の汚れと破損状況を確認して記録)。
作品の材質と大きさに合わせて清掃方法を選択。
野外彫刻清掃用具
各自が持参する用具:手袋、雑巾・布巾、ブラシ、歯ブラシ、帽子
主催者等がが用意する用具:バケツ大 中 小、モップ、中性洗剤、クレンザー、
刷毛、ワックス、デッキブラシ、脚立、その他
準備、その他
水場 (水道、及び池・川水の使用)、水運搬の手順、脚立支持掛などの確認。
水を沢山使った雑巾がけ、薄い中性洗剤使用、軟らかいブラシ使用。
たわし不可!
天候に恵まれブロンズのワックスがけを行えた。
時間の関係で「母と子の像」の「パーマーシールド」でのコーテング処理はできなかった。
(下の画像は、2か月前に行われたコーテングの様子)
終了後、清掃用具の洗浄・乾燥。 用具保管場所は、中島公園管理事務所。